病気と向き合って双極性障害を克服しよう

症状を知る

二人の医者

三つの症状

双極性障害を発症すると、三つの症状が現れます。それは「躁状態」、「軽躁状態」、「うつ状態」の三つであり、現れるか現れないかは、双極性障害の種類によって異なります。検査を受け、どの症状が起きているのか、を明確にした上で治療を進めることで、しっかり解消していくことができます。

躁状態

躁状態は、双極性障害の種類の一つ「双極1型障害」を発症した際に現れる症状です。常に動き回り、周囲の人に休む暇を与えないほどおしゃべりになる傾向があります。仕事や趣味などに一生懸命取り組むことができますが、一つのことに集中することができないため、すべて未達成のまま終了してしまいます。最悪の場合、法律に反するような問題を起こしてしまうこともあります。そのため、早期に検査を受け、治療を施してもらうことが大切です。 軽躁状態は、双極性障害の一つ「双極2型障害」を発症した際に現れる症状であり、躁状態よりも軽度な状態です。周囲の人間に迷惑をかけることは一切なく、普段の性格より少し明るくなったかな、というような印象を与えます。病気であることを、自分自身で理解することができず、他人に伝えることができるほどの症状でもないため、病気であることが気付かれにくいです。そのため、定期的に検査を受け、双極2型障害でないかどうか確認することが望ましいです。

うつ状態

双極性障害の症状として現れるうつ状態には、睡眠障害や摂食障害、疲れやすい、やる気がでない、などといった症状が現れます。うつ状態は、一見うつ病だと勘違いさせてしまうため、双極性障害であることを隠してしまいます。そのため、うつ状態が現れた際は検査を行い、うつ病か双極性障害か明確にすることが大切です。早期に検査を受けることで、最適な治療を施すことができます。

双極性障害の検査にかかる費用

双極性障害とはこれまで躁鬱病と呼ばれていたものです。 躁状態と鬱状態の二つの極を持っているためこのように呼ばれるようになりました。 原因に関してはまだはっきりと分かっておりませんが、何らかの病気になりやすい要素を持つ人に強い心理的負担がかかることで発病すると考えられております。 症状としては躁状態の時と鬱状態の時で対極的な症状が出るのが特徴です。 これまで双極性障害であるとの診断は医師による問診がメインでしたが、近年光トポグラフィーという検査を受けることが可能になってきました。 光トポグラフィー検査とは前頭葉の血流量の変化パターンを可視化する検査となり、費用は病院によりまちまちですが、13,000円前後の所が多く、健康保険は適用可能なため、実質負担は負担の割合にもよりますが4000円から6000円となる見込みとなり、一環で入院等が必要な場合は別途費用が発生します。

光トポグラフィーの具体的な特徴

光トポグラフィー検査を用いて双極性障害の検査をする場合、精度は6割程度から8割程度であると言われております。 確実に分かるものではないですが、この光トポグラフィー検査以外にはやはり従来通りの問診による検査しかないのが現状となります。 光トポグラフィーとは文字通り、光を用います。 人体にない光を用いる為、副作用や危険性はありません。 また、治療ではないため確認をするのが目的となります。 2014年4月以降健康保険が適用になったばかりという事もあり、受けられる診療所が限られているため注意が必要です。 このように注意点の多い検査となりますが、双極性障害であるとの診断を問診ではなくはっきりと目に見える形で行える唯一の検査です。